●提供しているリハビリ
■ 理学療法
ケガや病気などによって身体に障害のある方、または将来的に障害の発生が予測される方に対して、 基本動作能力(座る・立つ・歩くなど)の回復・維持、そして障害の進行予防を目的とした支援を行っています。
リハビリでは、運動療法や、温熱・電気などの物理的手段を用いた物理療法を活用し、患者さまができる限り自立した日常生活を送れるよう支援いたします。
■ 作業療法
身体または精神に障害のある方に対して、応用的動作能力や社会的適応能力の回復を目的に、 手芸や工作などの作業活動を通じて、訓練・指導・支援を行います。
また、食事・更衣・トイレなどの日常生活動作(ADL)の練習や、 手や指の機能訓練、認知機能の改善支援にも取り組み、
患者さまができる限り自立した生活を送ることができるよう支援しています。
●訓練内容
■筋力トレーニング
筋力は一般的に20代をピークに加齢とともに低下し、 65歳時点では、ピーク時と比べて上肢筋力が約20%、下肢筋力が約30%低下するといわれています。
さらに、骨折などによる安静臥床が続くと、筋力は1日で約1~3%、1週間で10~15%低下し、 3~5週間で最大50%まで低下するという報告もあります。
そのため当院では、患者さまの疾患や既往歴、家庭・病棟での生活状況などを十分に把握したうえで、 一人ひとりに合わせた適切なリハビリメニューを計画・実施しています。
■関節可動域訓練
身体を長期間動かさない状態が続いた場合(例:骨折後の安静など)や、 関節周囲の筋肉の緊張により、関節が硬くなり動かしにくくなることがあります。
当院では、手術後や受傷直後の炎症期、痛みの程度など、患者さまの状態に応じて適切な方法を選択し、 痛みをできるだけ軽減しながら、安全にリハビリを進めていきます。
■歩行訓練
生活環境やQOLに応じた歩行手段の獲得を目指し、平行器、シルバーカー、各種杖を使用しながら実施します。
■バランス訓練
バランス感覚は、静的・動的安定性、予測的姿勢制御、視覚・前庭覚・体性感覚、認知機能など、 複数の要素が複雑に関わり合いながら成り立っています。
これらの機能を統合的に高めることで、転倒の予防や身体パフォーマンスの向上が期待できます。
リハビリでは、足関節・股関節・体幹などの部位に着目し、 それぞれに適したバランストレーニングを個別に実施しています。
※医師の診断・指示に基づき、最適なプログラムをご提案いたします。
●施設基準
・運動器リハビリテーションⅠ
・脳血管疾患等リハビリテーションⅢ
・廃用症候群リハビリテーションⅢ
●スタッフ
・理学療法士:9名
・作業療法士:2名
・マッサージ師:1名
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