上肢痛

・上肢痛 (痛み・痺れ・だるい)

上肢痛(じょうしつう)とは、肩・上腕・肘・前腕・手首・手指など、上肢のいずれかに痛みを感じる状態を指します。 痛みの原因は多岐にわたり、関節・筋肉・神経・腱・骨などの異常によって引き起こされます。

上肢痛の主な原因 �

整形外科的な疾患
五十肩(肩関節周囲炎
 症状: 肩の動きが悪くなり、腕が上がらない夜間痛がある
腱板断裂
 症状: 肩を動かすと引っかかる・力が入らない
肩関節脱臼・不安定症
 症状: 肩が外れやすい、運動時に痛む
肘内側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)
 症状: 肘の外側や内側に痛み、手を使うと悪化
手根管症候群
 症状: 手首〜指にかけてのしびれ・夜間の手の痛み
腱鞘炎(ドケルバン病など)
 症状: 手首や指を動かすと痛い・抱っこやスマホ操作で悪化
上腕二頭筋長頭腱炎

 症状: 肩の前方がズキズキ痛む、物を持ち上げにくい

 

神経・脊椎からの関連痛
頸椎症
 症状: 首の変形による神経圧迫、肩〜腕〜指のしびれや痛み
頸椎椎間板ヘルニア 
 症状: 急に首を動かした後から、腕にかけての放散痛やしびれ
胸郭出口症候群 
 症状: 肩こり、腕のだるさ・しびれ、手の冷感など


上肢痛疾患(日常よく見られる疾患)

*上記疾患は日常よく見られる疾患です。他の疾患が原因となっている場合もございますので、一度ご来院いただき、詳しく問診・検査を受けられることをおすすめいたします。